Category: Gourmet

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「冷静と情熱のあいだ」のグルメを楽しみたい!

Book Items (Gourmet) では、小説にでてきたグルメ情報についてご紹介しています。小説の主人公になった気分で、食事を楽しんでみてはいかが?

「冷静と情熱のあいだ」に出てくるグルメの数はあまり多くありませんが、ところどころで美味しそうな料理の名前がでてきます。今回は、その中でも特に魅力的な4つのグルメについてご紹介します (・ω・)ノ

芽実は、まずキャベツと豆と香味野菜を古くなったパンと一緒に長時間煮込んだリボッリータと呼ばれる料理を食べ、次に白インゲンのパスタを胃に流し込み、最後に代表的なトスカーナ料理の、子牛の胃袋のトマト煮込み、トリッパ・アラ・フィオレンティーナを平らげてしまったのだった。とても女の子が普段食べる量ではないので、店員も目を丸くして芽実を見つめていた。

冷静と情熱のあいだ (Blu), 56 ページ より

順正と芽実がささいなことから喧嘩をしてしまい、怒った芽実がレストランでやけ食いをするシーンですね。ここで出てくるリボッリータ、白いんげんのパスタ、子牛の胃袋のトマト煮込みとは、それぞれどのような料理なのかご紹介します。

1.リボッリータ

出典: http://selvatica.blog45.fc2.com/blog-category-10.html より

リボッリータとは、イタリア・トスカーナ地方の伝統的な料理です。

簡単に言うと、ミネストローネ(=トマトベースの野菜スープ)にパンを混ぜ込み、旨味を吸わせたもの。

リボッリータとはイタリア語で「再び(リ)+煮た(ボッリータ)」という意味だそうです。一説によると、作りすぎて余ってしまったミネストローネを翌朝温めなおすときに、パンを混ぜ込んで食べたのが由来だとか。

現在のレシピを調べてみると、パンと一緒に煮込むもの、できたスープにパンをひたして食べるものなど様々です。郷土料理として親しまれているものなので、その家庭ごとに独自のレシピがあるのですね。

「冷静と情熱のあいだ」の書き方を見るに、順正と芽実が食べたのはパンを一緒に煮込んだもののようです。

このリボッリータは家庭料理の印象が強く、高級イタリアンなどではメニューに載ってないことも多いようです。リボッリータをレストランで食べるには、トスカーナ家庭料理を提供しているようなところを狙うのが良いでしょう。

例えば、福島県にあるイタリア郷土料理のレストラン「La Selvatica」は、シェフのブログで「リボッリータがうちの十八番!」と言っていますから期待できますね。この La Selvatica は食べログでも評価の高いお店になっていますので、興味のある方は一度足を運んではいかがでしょうか?

2.白いんげんのパスタ

出典: https://www.inoueseikoen.co.jp/olive-recipe/?p=1335 より

白いんげん豆はイタリアでよく食べられている豆のひとつです。そんな白いんげん豆をつかったパスタのレシピも家庭によって様々。

ネット上でも上の写真のようなベーシックなパスタからスープパスタのようなものまで、色々なレシピが公開されています。

作中に出てくる白インゲンのパスタは作り方について言及していないため、どのようなパスタなのか推測することはできません。

ここはひとつ、ご自身で白いんげん豆を購入し、お気に入りのパスタレシピを探してはいかがでしょうか?


乾燥 白いんげん豆(ファジョーリ カンネリーニ)<イタリア産>【500g】【常温品】【常温/冷蔵混載可】

3. トリッパ・アラ・フィオレンティーナ

出典: https://gramha.net/media/2051026521761590233  より

トリッパ・アラ・フィオレンティーナとは、牛の胃袋のトマト煮込みのことです。具体的には「ハチノス」と呼ばれる部位をつかって作ります。

このトリッパ・アラ・フィオレンティーナはイタリアでは非常にポピュラーな家庭料理。地域によって少しずつレシピが異なるらしく、例えばローマ風だとミントを入れて煮込むのが一般的だそうです。

トリッパ・アラ・フィオレンティーナをレストランで食べたい方は、イタリアンレストランに行くと良いでしょう。マイナーな料理ではないので、メニューが充実しているイタリアンならば高確率で準備されていると推測されます。

もし、絶対に食べたい!というのであれば、都内のイタリアン「サラ・ダ・プランツォ」はいかがでしょうか?トリッパ・アラ・フィオレンティーナが、お店の看板メニューとして紹介されているので期待がもてますね♪

4.パニーノ

出典: https://shop-italia.jp/food/panino_giusto_kojimachi より

最後は、小説の中盤に出てきた料理、パニーノについてご紹介します。

痛いくらいに冷たく張り詰めた空気が充満する冬の朝の工房が気に入っている。

誰もいない作業場で一人、近くのバールで買ってきたパニーノをカプチーノで胃に流し込むのは格別だ。

冷静と情熱のあいだ (Blu), 106 ページより

うーん、さすが順正。なんだかオシャレな感じです。早朝の職場でパニーノをかじるのが楽しみだったんですね。

パニーノとは、食材をパンで挟んだイタリア風サンドイッチのこと。いまは、パニーニ(※パニーノの複数形)の呼び名の方が一般的かもしれません。

基本的には、野菜・チーズ・生ハムなどの薄切り肉をパンで挟んだものがパニーノ(パニーニ)と呼ばれます。

パニーノは珍しい料理ではないので、イタリア料理店だけでなくデパ地下のオシャレなパン屋さんなどでも売っています。というか、ファストフードの Subway もパニーノですよね。

しかし、そんな庶民的なものではなく、本場のパニーノが食べてみたい!…そんなあなたには、「パニーノ・ジュスト」というレストランがおススメです。

このお店のパニーノはタレントの森泉さんがテレビで絶賛したことで有名になりましたね。

あなたも順正の気分で、職場の朝をパニーノと共に過ごしてはいかがでしょうか(*´ω`*)?

以上、冷静と情熱のあいだのグルメ紹介でした!ではまた!